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by chintaikanfc

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要約
中国語サイトのリニューアルを行いました。当初の想定よりかなり大変でしたが、貴重な経験ができました。

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ご無沙汰しています。

情報システムの及川です。

以前にブログに書いた中国語サイトのリニューアルが9月1日に終わりました。

あれこれ並行しながらではありましたが、春からなので5ヶ月くらいかかったことになります。

冒頭のものがサイトのホームの画像です。

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こちらは以前掲載した投資紹介についてのラフデザインとそれが実際デザインになったものの画像です。

以前も結構大変だということを書きましたが、実際終わってみてやはり大変でした。

その苦労の一端をご紹介させていただこうと思います。



▼きちんと作り変えるとほぼ0からと変わらない

当初営業側の中国人スタッフの趙(ちょう)からは日本への投資状況を紹介する文章を追加したいという要望でした。

ですが、単に追加ではなく海外投資に不安な投資家向けに弊社自身や事業部スタッフを信頼していただけるよう会社紹介についてもしっかりしたページ数を作成したほうがよいということになりました。

それに合わせてページ全体の構成も現状のものでなく不動産投資家というターゲットに合わせたものに再吟味を行い対応が必要でした。

さすがに0からといわないまでも、それに近いくらいの作り変えという結果になりました。



▼セールスポイントの絞り出しとその表現に苦労

趙と何度も打ち合わせし難航したのが、自分たちのビジネスのセールスポイントの明確化とその中国語での表現への置き換えでした。

サイトを投資家向けに特化させるために自分たちのビジネスを一言で言い表せるようなセールスポイントの捻出が必要となりました。

元々あるにはあったのですが、サイトに謳うには未整理なところがあり、今回チームで何度も議論していきました。

最終的に、サイトの最初のページのキャッチコピーは


「您的日本房产投资专业顾问
不管是融资、管理、出租还是税金和法律,您的难题由我们来解决!」



というものに決まりました。

日本語でいうなら


「私達は、あなたの日本の不動産投資専門アドバイザーです。
資金調達、管理、リースや税金や法律などあなたの問題を私達が解決します!!」



とでもなるでしょうか。

これは


「売りつけて終わり、というようなことはしません。しっかり購入前の不安な知識の問題から購入後の日本でのサポートまで安心してお任せ下さい」


という海外事業部の小回りの効く長所を明確にしたものになります。

これを他の複数のページで色んな長さ言い回しで謳っています。



▼中国語の文章のデザインには内容の理解が必要

最後にデザインによる紙媒体の文章からウェブページの置き換えの大変さです。

中国語サイトは前回の初期構築の際も前職でも担当したことがあり、楽観視していたところがありました。

ですが、蓋を開けてみれば、今回は個々の文章やそこに含まれる画像やリンクなどをしっかり理解した上でウェブページとしてデザインすることが求められ大変でした。

それまでは違うの?という疑問が浮かぶかもしれません。

実はこれまでは中国語の意味をそれほど深いレベルで理解する必要がありませんでした。

元々日本語で行っているような物件結果一覧や詳細など文章ではなく定形データの出力の翻訳作業でした。

厳密にはこれらも当然理解が必要なのですが、そこまででなくとも伝わるので大丈夫ということで結果的にOKだったのです。

ですが今回たとえば、当初の紙に書かれた文章を、ウェブの特性を生かし分かりやすくするために一つずつ意味を理解した上で見出しやリストをつけるという整理を行いました。

単に見出しやリストにすればいいということではなく、ひとつづきの文章を整理するだけで元の中国語の表現が変わるため、変更前と変更後の意味を趙社員に毎回チェックしてもらうということが必要で、多くのページについてこれを行ったことで、結構な時間がかかってしまいました。



▼反省も多々同時に貴重な経験も

できなかったところも数多くあります。

それはここでは省略しますが、サイトがより利用され、更なるバージョンアップをできるようになった時に、反映させていければと思っています。

同時に、自分たちが常識と思い込んでいるウェブサイト構築の方法を改めて見返すことができ、通常の日本語による作業にも反映ができそうだからです。

また、今回は田中社員が改めて前回行ったデザインを自ら作りなおすという得難いチャンスを持つことができ、頑張ってくれました。

以前のものより、メリハリが効き爽やかさが強調できたデザインになったのではないかと思います。

趙社員も多忙な業務の中で濃密な打ち合わせと課題を粘り強くフットワーク軽く協力してくれました。

とても感謝しています。



▼参照


■RookStar股份公司
http://www.chintaikan.jp/cn/

■中国語サイトの改修
http://chintaifc.exblog.jp/22779044/

■中国語のサイトについて
http://chintaifc.exblog.jp/16815313

■サイトデザイン/作業にとりかかる前に
http://chintaifc.exblog.jp/16368581/

■ここ一年ほどの仕事
http://chintaifc.exblog.jp/18111036/




それではこのくらいで。
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by chintaikanfc | 2014-09-12 20:24 | システム
情報システムの田中です。
残暑が厳しいですが、そろそろ秋ですね。
この時期は服選びが難しいです。
ついつい、すれ違う人のファッションチェックをしてしまう今日この頃です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は「実例でよくわかる!人が集まるチラシの作り方」(著:坂田静香)を読んだので簡単にまとめます。
今まで装飾的なデザイン手法に関するものはいくつか読んでいたのですが、情報設計の実例集は初めて見つけました。
本書の内容を少し引用しながらまとめていきます。

【目次】
・本の概要
・企画ありき
・媒体の特徴をつかむ
・ユーザーを考える
・感想


▼本の概要


■著者

著者は坂田静香さんです。
NPO法人男女共同参画おおた理事長、兼大田区の男女平等推進センター「エセナおおた」センター長を務めておられます。
企画した講座のほとんどが定員オーバーとなり、平均応募率は300%を超えた実績をお持ちです。

■内容

チラシ作りにおける重要なポイントが書かれています。
実例は、育児や働き方に関するセミナーのチラシが多いです。
改善前と後の紙面が掲載されており、どこを改善したのかが説明されています。
ビジュアル的な美しさは削っており、誰もが実践しやすい情報設計についてを特化した内容です。

紙面の中身は、どちらかというと、商売色が強いものでなく地域活性のためのものに寄っています。
ほとんどの企業ではモノを売り、利益を目的としたチラシを作っていると思いますが、共通して参考になる部分が多いように思います。



▼企画ありき


■チラシを変えて集客できるのは、企画がよいから

著者はチラシ作成の前に、企画自体が先に重要であることを複数の章に渡って何度も強調しています。
それは、チラシが原因で集客ができないと思い込んでいる人が多いからだそうです。
しかし、企画そのものが悪ければいくら宣伝してもダメなのです。

チラシを作成する前に、まずは企画そのものにニーズがあるかどうか、しっかりマーケティングしてから臨んでください。(p.26)

では良い企画単体ではどうでしょうか。
折角の素晴らしい企画も知ってもらわなければどうしようもありません。
そこで初めて広報手段が役に立つのです。
企画と広報は掛け算です。
どちらかがゼロであれば、結果はゼロになってしまいます。

企画も広報もどちらにも力を注ぐように心がけてください。(P.34)




▼媒体の特徴をつかむ

いくつかの媒体について解説がされています。


■ネット時代でも紙のチラシは効果的

インターネットは、ほとんどの人がアクセスできる現状にあります。
そのため、紙媒体と比べると、うまくいけば手間を少なくした上で多数へのアプローチを見込める広告媒体です。
しかし、デバイスの制限を受けず、その場で誰もが確実に見ることができるのは紙媒体なのです。
広報ツールに万能なものはないと思っています。(p.32)



■ポスターとチラシの違い

媒体の特性の違いを意識し、使い分けることでより良いものができます。
著者は、ポスターとチラシの違いを以下4つ挙げています。
1. ポスターは貼っているのを見るだけ。チラシは持ち帰りが可能
2. チラシは表も裏も情報を載せられるが、ポスターは表だけしか使えない!
3. ポスターは全面見せられるが、チラシは上半分が勝負!
  (たいていのチラシラックは、チラシの上部分だけが見えるように重なっています)
4. チラシはA4、縦置きが原則。ポスターは大きさ自由、縦でも横でも可能
  (たいていのチラシラックは、A4サイズで縦置きのチラシ用で作られています)(p.139~)

また、シーンを想定した情報の載せ方にも言及しています。
私がチラシをポスターに変える場合に、まず削除する情報は地図です。
地図は手元にあればそれを見て目的地までたどり着けますが、ポスターは持ち帰ることできないため、
地図が載っていても、あまり意味がないと思っています。(p.140)

媒体の発信方法、ユーザーの受け取り・使用状況が考えられている例です。



▼ユーザーを考える


■参加者にとって必要な情報を目立たせる

下記は著者がチラシを作るときの流れだそうです。
1. チラシを手にとってほしいターゲットを絞る
  (ターゲットによって文字の大きさや言葉づかい、色づかい、フォントがまったく異なります)
2. ターゲットに響くタイトル、キャッチフレーズを決める
  (タイトルは多少長くてもよいので、ゴールの見える断定形がよいでしょう)
3. ターゲットに響くイラスト、リード文を準備する
  (ビジュアルで訴えるにはイラストは重要です。リード文とは、セミナーの概要や企画者の思いが表現できる部分です。)
4. 手にとってもらえるレイアウトを工夫する。
  (イラストや文字の配置を考え、読みやすくします)
5. フォントやデザインを工夫し、バランスのとれたチラシにする(p.41)

さらに、必要最低限の情報を3点で言い換えています。
必要最低限の情報とは、「何をするのか」「いつ行うのか」「どこで行うのか」の3点です。(p.141~)


■最初にチラシを見るのは誰か?

本の中から1つ具体例をご紹介します。
下記は、男性の育児参画とワーク・ライフバランス(仕事と生活の調和)の浸透のためのセミナーに使われたチラシの考察です。
以下、参加を促すため、3つのポイントを引用します。

●悩んでいることを解決する
国立女性教育会館が実施した子育てに関する国際比較調査によると、日本の父親の4割以上は「子どもといる時間が短い」ことに悩んでいると答えています。
これはほかの国と比較すると、もっとも高い数値でした。
悩んでいることが解決できる講座であれば、集客は可能です。(p.48)

●企画からキャッチコピーの吟味
しかし、子どもとセットにしたとしても、女性ばっかりの中に男性は自分ひとりというのは居心地が悪いものです。
したがって、参加者はパパがメインだと謳ったほうが、集客できます。

つまり、「パパ限定」にする、もしくは「パパのための」という言葉が目立つチラシにすること(p.48)

●パートナーの賛同を得る
この種のチラシは妻が発見して持ち帰るケースが多いため、妻の賛同を得られるようにかわいらしいデザインとイラストを使い、全体的にやわらかく丸いイメージで作成しました。
ママが出向くような場所にチラシを置くこともポイントです。(p.48)

この他にもセミナーの開催日を土曜でなく、日曜の午前中にすることで金曜までの疲労を避け、そのまま家族で遊びに出かけられるよう配慮したとのことです。
主催側の都合を押し付けず、ユーザー視点で考えられる客観性が必要です。



▼感想

この本を読んで特に印象的だったのは、始めの「企画ありき」という部分です。
チラシだけで集客率をアップさせるには限界があり、元の企画が悪ければ小手先の工夫だけでは大きく集客率を上げられないのです。
最近もやもやと思っていたことがはっきりと書かれていてスッキリしています。
この本では広報の手段としてチラシを大きく取り上げていますが、他にもインターネットなど、どの媒体にも言えることだと思います。
最近言われているコンテンツファーストの考え方ですね。
前回書いたレスポンシブWebデザインにもこの考え方が使われています。

私は営業スタッフのキャンペーンなどの企画を聴取してから広報のためのチラシなどを作っています。
ですが、依頼者の考えている企画が本当にユーザーに刺さるのか疑問を感じるときがあります。
今まであまり企画には口出ししてこなかったのですが、それが良くないとも思っています。
ただ広報のためのツールを作るだけでは無責任で、企画そのものにも言及できるように事情を聞いた上で提案していく姿勢が必要なのです。
そのためには、私自身が営業スタッフの方にも理解と聴取の時間をいただくように働きかけないといけません。
折角やるなら制作にかかる時間、印刷代、配布の手間、ムダにしないようにしたいものです。
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by chintaikanfc | 2014-09-08 18:09 | プライベート